senosina’s blog

背伸びしないで自分らしく生きていこうと思いました。

恐怖しか感じられません

恐怖、恐怖です。

私の職場は丘の上の資料館

急なカーブのある、急な坂道の先にあります。

道路は1台だけしか通れない、片側崖です。

ここのところの雪の影響で、坂道がとても滑りやすい状況です。

雪国在住の地元民でさえ、躊躇する坂道です。

勢いつけて、「えいっ!」

掛け声かけてアクセル踏みながら毎日登っています。

観光客の皆さんはそんなこと知りません。

急なカーブがあるので、ゆっくりゆっくり登ってきます。

そして

止まり、

滑り、

タイヤが空転。

すっぽり雪にはまります。

 

カーブの途中、崖のギリギリに止まった状態で

「ちょっと!!」

と館内へ駈け込んできます。

日に1,2台なのですが、

私にはとても恐怖です。

 

苦情、苦情、苦情。

どうしてくれるのか?

早く車、掘り起こせ!

なんなんだ!

等々。

怒鳴られながら、黙々と雪を掘り、

苦情を聞いて、頭を下げ、

車を押す。

坂道で滑っている車の後ろから押すのです。

崖ギリギリに止まっている車です。

登れずに滑っている車の後ろです。

前に進んでくれれば大丈夫ですが、

滑った場合、間違いなく巻き込まれます。

自分も踏み外したら崖の下です。

恐怖です。

何の保証もない時給850円の仕事です。